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勾玉 〜蒼〜

67,100円(税込)

在庫状況 1個

購入数
■大きさ 約長さ27mm・幅14mm
■重 さ 9.5g
■素 材 アンダラクリスタル(エチオピア産)・木灰
■制作年 2021年2月



【 作品について 】

エチオピア産アンダラクリスタルと木灰で卵を作りました。

尾までしっかり太いぷっくりとした勾玉です。
この勾玉に触れた瞬間「蒼」という感じがスッとやってきました。蒼天や蒼海という言葉で使われる蒼は、草のあおや草木が茂る様子を意味します。その言葉から成長という動きを連想させます。まだ命が宿ったばかりのようなかたちから成長し、展開していく壮大な動きを感じられます。

作品名には、蒼という言葉も付け加えました。



【 作品誕生の経緯 】

エチオピアのアンダラクリスタルを手にしたとき、なぜか「人類って面白い!」という興味と、もっと人類について知りたいという衝動が体の奥底から込み上げてきてどうしようもありませんでした。思えばエチオピアはあのルーシー(初期人類の骨格化石。全身の約40%にもおよぶ骨がまとまって発見され、ルーシーと名付けられた)が発見された所です。

この原始的な命のエナジーを感じるアンダラクリスタルで人類の子宮を表現した杯を制作しました。卵はその深海の杯いのちの制作時に生まれた偶然の産物のようなものです。というのも、ポンテ竿と呼ばれる竿にアンダラクリスタルをつけるには竿の先端にも玉状のアンダラクリスタルをつける必要があります。杯を作る工程でたまたま生まれたパーツを見て閃いたので、卵と同じように勾玉も子宮の杯の続編のようなものです。



【 エチオピア産アンダラクリスタルについて 】

アンダラクリスタルはガラス質ですが、そもそもアンダラクリスタルは炉で熔かすことができるものなのか、どうなるのか…色々とやってみるしかありませんでした。

やってみると私たちの知るガラスとは性質が大きく異なるものでした。
作るたびに熔ける温度が違う、という摩訶不思議な性質をもっています。熔ける温度が違うということは、毎回ガラスの種類が異なるというぐらい作り手にとっては大きなことです。その点以外にも、冷めるのがとても早かったり、小さい塊より大きい塊状の方が早く熔けるなど、アンダラクリスタルの扱いは臨機応変な素早さと正確さが必要でとても集中力がいる作業となります。


ー 木灰という魔法の粉 ー

この卵にはアンダラクリスタル成型時に木灰を入れています。

初めてアンダラクリスタルをとかして制作を試みる前、アンダラクリスタルと同調し感じてみました。そこで、木を入れるというアイデアがスッときました。80年ほど前から受け継がれてきているブナ科の木灰があったのでそれを使用することにしました。アンダラクリスタルが熱くなっているとき、魔法の粉のように灰を振りかけています。

エチオピアのアンダラクリスタルは風のようでもあり精子のようでもあると感じます。そのアンダラクリスタルが木の灰という大地の要素と交わるとアンダラクリスタルは一気に変わります。色など見た目こそ同じですが、「在る」という存在感に圧倒されます。手にすると言葉にならない純粋な愛の感情と感謝が湧き上ってきました。


― エチオピア産が貴重な理由 ―

アンダラクリスタルはアメリカ産とインドネシア産のものは市場でよく出回っています。しかしエチオピアでアンダラクリスタルが見つかっているということはあまり知られていません。というのもエチオピアで採掘されたものを輸出するのは大変で、まず市場に出回らないからです。

そんな中、私の友人がエチオピアに赴き、エチオピア政府と交渉をし正式に輸出できる契約を結べました。予防接種を受け現地でお腹をこわし…文字通り体を張ってくれました。ただ、アンダラクリスタルは採掘されてもオパール等が優先的に採掘地から運ばれてくるなどといった事情もあり供給もなかなか安定しないのが現状です。



※アンダラクリスタルは繊細なので優しく丁寧にお取り扱いください。
※ご購入後の責任は一切負いかねます。

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