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〈星雲あり〉冥王星の指輪(クリア・ドームタイプ)

13,750円(税込)

購入数
ご注文をいただいてから制作いたします。
備考欄にご希望の号数をご入力ください。ご注文後決済の確認ができましたら制作に入り、3週間ほどでお届けいたします。



■隕 石 ギベオン隕石
■まわりの素材 ホウケイ酸ガラス



見る角度や背景色によって表情が大きく異なる特別なガラス素材とギベオン隕石がらせんを描くコズミックなリングです。
星屑をイメージした細かなギベオン隕石が、横から見ると黒または銀色に中心で螺旋を描いているのがお分かりいただけます。

個体差が大きく色味はそれぞれユニークです。クリアタイプは背景が黒くないデザインです。



【 ガラスについて 】

ギベオン隕石をホウケイ酸ガラス(ボロシリケイトやパイレックスとも呼ばれています)という特殊ガラスに入れています。試験管などの理化学器具で使われることが多いガラスで、軽く扱いやすいのが特徴です。
その中でもこの冥王星に使用しているホウケイ酸ガラスは特筆すべき特徴があります。それは制作時の炎の温度やガスと酸素のバランス、電気炉での温度と時間などで色味が変化します。つまり同じガラスで作ってもできあがりは一つ一つの違いが大きくユニークです。



【 クリエーターMutsukoより 】

ー 冥王星ができるまで、そして新バージョンへ ー

以前からリクエストがあった冥王星。
惑星シリーズなので単に準惑星である冥王星は作っていませんでしたが、リクエストにお応えして加えようかと何回か自分に尋ねてきました。が、今までYESがずっと出ませんでした。
コロナのことで地球中で大変化が起きている最中、もう一度自分の内に問い、ようやく期間限定という条件付きでYESの答えになり生まれた冥王星です。

コロナの影響で想像の域を超えた大変化中に生まれた冥王星。結局はすべて愛でしかないと生まれてきた冥王星を見て感じました。愛を信頼して力を抜いていくことが今とても大切なんだと気づかしてくれた星です。

初めて冥王星を作ってから約2年後の2022年5月、指輪は冥王星のみ新バージョンになりました。新バージョンは今までのデザインに加え、中心にシルバーで表現した星雲のような渦があります。指輪の中に広がる不思議な異次元世界をお楽しみください。


ー オーダーに関して ー

惑星シリーズの指輪は注文後に制作いたします。
手づくりなので作る度に仕上がりは異なりますが、【ガラスについて】で記載しているように特に冥王星は一つずつの個性が大きい星です。あなただけにゼロから作られたオンリーワンの指輪ですので、制作時の偶発的なゆらぎや個性を楽しんでいただけたら嬉しく思います。



【 ギベオン隕石について 】

一言でいえばギベオン隕石は星のかけらです。というのも、この隕石は鉄とニッケルが主成分の鉄質の隕石で、惑星の核を構成していた物質であると考えられているからです。4億5千万年前に地球にやって来たギベオンは地球の歴史46億年よりもはるかに古い惑星の一部だと考えられています。

隕鉄のオクタヘドライトであるギベオン隕石の特徴はウィドマンシュテッテン構造があることです。ウィドマンシュテッテン構造は、鉄とニッケルの混合物が10万気圧かかる環境下でとてもゆっくり時間をかけて冷却(惑星の中心部のような環境)されていくと900度あたりからニッケルの少ない部分(カマサイト)とニッケルの多い部分(テーナイト)に300度くらいになるまで分離し続けます。

そんなギベオン隕石を研磨して酸で溶かすと(エッチング)、ギベオン隕石中のカマサイトとテーナイトの溶け具合の差により幾何学模様のような不思議な模様ができます。冷却速度が遅ければ遅いほどカマサイトとテーナイトの分離は進んでいるということから、ギベオン隕石のようにウィドマンシュテッテン構造ができるには100万年以上の時間が必要だと考えられます。オクタヘドライトであるギベオン隕石の場合、この幾何学模様が地球外のものという証になりますが、全ての隕鉄にこのウィドマンシュテッテン構造があるというわけではなく、本物の隕鉄でもオクタヘドライトよりニッケル含量が少ないヘキサヘドライトや逆にニッケル含量が多いアタキサイトはウィドマンシュテッテン構造が見られません。ウィドマンシュテッテン構造は鉄質隕石の中でもオクタヘドライトであるギベオン隕石の特徴です。



※このシリーズは色によって太陽系惑星の名前がつけられています。
※指輪以外のお品物と合わせてのご注文の場合、お届けは指輪が仕上がってからになりますのでお急ぎの方は別々にご注文下さい。
※手づくりなのでサンプル画像とは異なる仕上がりになりますのでご了承くださいませ。

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